竹高ブログ 令和7年度の活動

   

令和7年度後期生徒会役員任命式

令和7年度の後期生徒会役員の任命式が行われ,校長先生より一人一人に任命書が手渡されました。後期の生徒会役員は1年生が7名と例年になく新しい顔ぶれが増えてさらにパワーアップした生徒会活動が期待されます。生徒の皆さんも生徒会活動にさらなるご理解ご協力をよろしくお願いします。

令和7年度「家庭教育講座」が実施されました。

令和7年10月18日(土)、医療社団法人つくば健仁会とよさと病院の天野瑞紀先生をお招きし、「思春期の子どもの気持ちを理解する~親の関わりで大切なこと」というテーマで講演をしていただきました。

 

精神科医というプロとしての立場に加え、ご自身も中学生と小学生のお子様をもつ母親であるという視点も交え、思春期の子をもつ親の悩みに寄り添う大変ためになるお話をしてくださいました。

 

講演内容を簡単に要約すると

①     思春期はホルモンバランスの変化や身体変化、心理的変化が生じやすい時期である

②     子どもの変化に応じて、親の関わり方を変化させる必要がある

③     思春期は「依存」と「自立」のふたつの気持ちが共存しているため、親に相談しにくく適切な支援を受けにくい

④     親の関わりで最も大切なことは子どもの自己肯定感を育むことである

という内容でした。

 

中でも先生がもっとも重要性を説いていらしたのが④の「子どもの自己肯定感を育む」ということです。

 

そのためには

①     無条件の愛情を注ぐこと → あなたがいてくれるだけで幸せ、という愛情を示す

②     失敗を受け入れること  → 間違いを成長と学びの機会としてとらえる

③     褒めること       → 日常の小さな努力にも目を向け、結果でなくプロセスを評価する

④     感情を大切にして共感する → 「辛いよね」と気持ちを共有する

ことが大切である、というお話がありました。

 

思春期の子どもは心の状態が不安定で気分がコロコロ変わるため、親も振り回されてしまいがちですが、これも成長過程ととらえ「いつでもあなたの味方だよ」という姿勢を示しながら、親子共に成長できればいいな、と改めて考えさせられるお話でした。

 

講演後は時間いっぱいまで保護者からの質問にも応えていただき、大変実り多い家庭教育学級講座となりました。

令和7年度 普通科沖縄スタディーツアー報告

 本年度の普通科沖縄スタディーツアーでは、4日間の行程を通して、生徒たちはさまざまな学びや体験を重ね、充実した時間を過ごしました。

 

 1日目は、平和祈念資料館の見学や入壕体験を通じて、沖縄戦の歴史と平和の大切さについて考えました。実際に現地で学ぶことで、生徒たちの平和に対する意識が大きく深まった様子が見られました。

 2日目は、沖縄世界塾・E-Adventure・タクシー研修を実施しました。地域の方々との交流を通じて、文化や生活、社会課題について新たな視点を得ることができ、沖縄の伝統や取り組みに対する関心が高まりました。

 3日目は、美ら海水族館の見学に続き、午後はマリン体験・カヤック体験・文化体験などを行いました。自然や文化に直接触れるこれらの活動は、生徒たちにとって特に印象的だったようです。

 4日目は、国際通りの散策を行い、現代の沖縄の活気に触れました。

 

 全体を通して、沖縄の自然・文化・歴史から多くを学びながら、クラスや学年の仲間と親睦を深め、たくさんの思い出を作ることができたようです。以下生徒感想抜粋です。

 

生徒感想

・今まで知らなかったことがたくさんあって深く心に刺さった。

・同学年の人たちとの絆を深められた。

・色んな体験をして、沖縄の歴史について身をもって感じながら学べた上に、とても沖縄を楽しむことができた。

・青い海や豊かな自然、人々のあたたかさにもふれ、今の平和のありがたさを実感した。学びと感動の両方があった。

・沖縄の色んな面を見られて、ただ楽しむだけじゃなく弔いの気持ちを持ったり、感謝の気持ちを持ったりして沖縄での4日間を過ごせた。

・観光として楽しむだけでなく、沖縄の歴史的背景や文化など知らなかったことをたくさん知ることができた。

・沖縄のゆったりとした雰囲気に癒やされ、文化や方言にもふれることができ、貴重な体験になった。

・クラスの人たちと親睦を深められ、沖縄の歴史を肌で実感でき、普段できないような体験(シュノーケルなど)が行えた。

 
2025年9月 筑波大学病院見学

医学部志望者が病院を訪問し、医療現場を見学しました。

茨城県地域医療支援センター及び筑波大学病院等のご厚意で、生徒18名を病院見学に受け入れていただきました。医師による講話や模擬授業、つくば臨床医学研究開発機構によるロボットスーツの体験、リアルタイムの手術解説、屋上ヘリポートの見学などを実施し、生徒は医師や病院の業務の多面性を感じることができました。医学の道への意思を改めて強くする生徒も多く、有意義な見学会でした。

 

【生徒感想】

・医師は人の命を扱う仕事と思っていたが、患者のメンタルケアにも従事していることに気づき、認識が変わった。

・病院では、さまざまな人の力で患者さんを支えていることを知った。勉強だけでなく、コミュニケーションも大切にしなければならないことを学ぶことができた。

・実際の医療現場を見学して、手術に使う道具やそのフロアの構造について知った。技術が進歩して、医師の仕事も変わると思った。

・患者さんの身体をただ治すだけじゃなくて、精神的にもアプローチして、その周りの家族も考えているのが伝わってきて、やりがいのある仕事だと思った。体ももちろん治すけど、その人の人生を幸せにできる仕事でもあるのだなと思った。

・実際の手術の映像を見ることができて良かった。すごい集中力が必要な仕事で、こういう医師たちのおかげで私たちの健康が守られていると思った。

・今回の見学で興味を持ったことを詳しく調べたり、体験したことを人に話したりして、自分なりに理解を深めていきたい。

土木研究所 ICHARM訪問(国際科2年生)

令和7年9月8日(月)午後、国際科2年生が土木研究所ICHARMを訪問しました。

 

〇プログラム概要

(1)全体レクチャー

 所長さんからの英語でのプレゼンテーション

(2)ポスターセッション参加①

 研究所に所属している海外の留学生から、自国の文化と、自国が抱えている問題(災害)について、ポスターをもとに説明があった。生徒は自分の希望するポスターの前に行き、留学生の話を聞いて英語でコミュニケーションをとった。

留学生の出身国の一例:ネパール、フィリピン、東ティモール、メキシコ等

(3)写真撮影

 エントランスで留学生、職員の方と記念撮影

 

〇生徒アンケートより

・ただ災害に対しての取り組みを知るのだと思っていたら、各地域の特徴を深く教えていただき、そこからくる災害にどう対応してきたのかというスムーズな説明がとても興味深く感じられました。日本にとって近くの国々も多かったこともあり、同じように地震や洪水が多い点を説明してくれたり、異なる視点から様々な知識を得られる経験だと感じられました。英語(ネイティブやアクセントが独特な)を聞くことは難しかったですが、丁寧に質問に答えてくれたり、分かっていなさそうな点を詳しく説明してくださり、とても分かりやすかったです。

・最初の小池さんの話では、アジア・アフリカ会議などの歴史的な出来事が日本の国交や信頼回復につながっていると知ることができて印象的でした。私は理系だから普段歴史について学ぶ機会があまりないので新鮮な気持ちでお話を聞くことができました。ポスターセッションでは、アフガニスタン・ペルー・メキシコ・東ティモールのプレゼンテーションを聞きました。もっと時間があれば全ての国の話が聞けたのかなと思うと少し残念です。4つの国の中でも特に東ティモールはあまり耳なじみのない国だったので、すごくおもしろかったです。それぞれの国の文化や地理的情報だけでなく自然災害などの困難についても現地の方の声を交えながら聞くことができてとても貴重な経験ができました。

令和7年度教職員対象救命講習会

8月6日(水)に、つくば消防署並木分署にご協力いただき、教職員対象の救命講習会を実施いたしました。救命講習は3年に1度の受講が目安とされていますが、今年度は新規、更新を含め、12名の教職員が参加しました。心肺蘇生法やAEDの使い方などを実技を交えながら学びました。今回学んだことを実践する機会がないように未然防止することが大切ですが、万が一の時にはすぐに対応できるように、しっかりと技術を身に付けておきたいと思います。

令和7年度第2回表彰式及び壮行会

令和7年7月22日(火)表彰式及び壮行会が行われました。表彰式では多数の部活動から多くの生徒の活躍があり賞状やメダルを校長先生のから一人一人に手渡されました。日ごろの努力の賜物でしょう。本当におめでとうございます。その後の壮行会では関東大会や全国大会に出場される生徒の皆さんからは表彰台を目指しますと力強い言葉もいただきました。出場する生徒の皆さんにはそれぞれにの持ち味を生かして楽しんで、実力を存分に発揮してきていただければと思っております。竹高生、教職員一同健闘をお祈りしております

【陸上競技部】

〇第78回茨城県高等学校陸上競技対校選手権大会

八種競技 第7位 1年1組 山下 航平(やました こうへい) 

100mH 第3位 1年2組 栗本 咲(くりもと さき) 関東大会出場6月13日~16日

走高跳 第2位 1年2組 栗本 咲(くりもと さき)関東大会出場6月13日~16日

400mH 第4位  2年6組 山本 真慧(やまもと まさと)

4×400mリレー 第5位 2年6組山本真慧、2年1組仲谷隼哉(なかたにしゅんや)、3年4組嶋﨑結己、3年3組村田聖隼(むらたまさと)

100mH 第5位 3年1組 澤木 凛(さわき りん)

400mH 第3位 3年1組 澤木 凛(さわき りん)

4×100mリレー 第5位 3年1組澤木凛、3年2組生田由奈(いくたゆな)、3年1組清水梨央(しみずりお)、2年4組門田由衣(かどたゆい)

ハンマー投げ 第1位 3年3組 沼田 拓志(ぬまた たくじ)

100m 第5位 3年4組 嶋﨑 結己(しまざき ゆうき)

110mH 第1位 3年4組 嶋﨑 結己(しまざき ゆうき)

円盤投 第4位 3年8組 滝下 愛心(たきした えころ)

ハンマー投げ 第5位 3年8組 滝下 愛心(たきした えころ)

4×400mリレー 第5位 3年1組清水梨央(しみずりお)、3年1組山口紗季(やまぐちさき)、3年1組澤木凛、3年2組生田由奈(いくたゆな)

関東大会出場

1年2組 栗本 咲(くりもと さき)さん、2年1組仲谷隼哉(なかたにしゅんや)さん、2年4組門田由衣(かどたゆい)さん、2年6組 山本 真慧(やまもと まさと)さん、3年1組清水梨央(しみずりお)さん、3年1組 澤木 凛(さわき りん)さん、3年1組山口紗季(やまぐちさき)さん、3年2組生田由奈(いくたゆな)さん、3年3組 沼田 拓志(ぬまた たくじ)さん、3年3組村田聖隼(むらたまさと)さん、3年3組伊與恒志(いよひとし)さん、3年4組 嶋﨑 結己(しまざき ゆうき)さん、3年8組 滝下 愛心(たきした えころ)さん

〇第80回茨城県陸上競技選手権大会

100mH 第3位 1年2組 栗本 咲(くりもと さき)

走高跳 第7位 1年2組 栗本 咲(くりもと さき)

400m 第8位 2年4組 門田 由衣(かどた ゆい)

ハンマー投げ 第8位 3年3組 沼田 拓志(ぬまた たくじ)

110mH 第2位 3年4組 嶋﨑 結己(しまざき ゆうき)

〇令和7年度関東高等学校陸上競技大会

100mH 第8位 1年2組 栗本 咲(くりもと さき)

ハンマー投げ 第4位 3年3組 沼田 拓志(ぬまた たくじ)

110mH 第1位    3年4組 嶋﨑 結己(しまざき ゆうき)

全国大会出場

3年3組沼田 拓志(ぬまた たくじ)さん、3年4組嶋﨑 結己(しまざき ゆうき)さん

【水泳部】

〇令和7年度第48回茨城県高等学校春季水泳競技大会

男子200m個人メドレー 第3位 1年2組 小林 力(こばやし つよし)

男子50m背泳ぎ 優勝 1年7組 茂木 駿佑(もてき しゅんすけ)

〇令和7年度県民総合体育大会兼国民スポーツ大会茨城県大会 

男子100m自由形   第6位 1年2組 小林 力(こばやし つよし)

男子50m自由形 第7位 1年2組 小林 力(こばやし つよし)

男子100m背泳ぎ 第3位 1年7組 茂木 駿佑(もてき しゅんすけ)

男子200m個人メドレー 第8位 2年3組 嶋﨑 時唯(しまざき ときただ)

男子400mメドレーリレー 第7位 茂木駿佑、嶋﨑時唯、小林力、2年7組 鈴木 汎(すずき ばん) 

【登山部】

〇ボルダーユース日本選手権 倉吉大会 アンダー19 女子 

優勝 3年3組 村越 佳歩(むらこし かほ)

【弓道部】

〇令和 7 年度茨城県高等学校総合体育大会兼 全国高等学校弓道大会茨城県予選会兼 茨城県民総合体育大会兼 国民スポーツ大会茨城県大会 男子の部

第5位 3年5組 前田 翔太郎(まえだ しょうたろう)

【棋道部】

〇第49回文部科学大臣杯全国高校囲碁選手権大会茨城県大会

団体戦 第2位 3年5組 林 貴之(はやし たかゆき)3年7組 寳田 創太(ほうだ そうた) 2年4組 玉井 拓治(たまい たくじ)

〇令和7年度茨城県高等学校春季将棋大会

第3位 3年7組 寳田創太(ほうだ そうた)

第4位 2年6組 松岡 貴洋(まつおか たかひろ)

〇令和7年度茨城県高等学校夏季将棋大会

第3位 3年7組 寳田創太(ほうだ そうた)

全国大会出場

2年3組 徳永寛乃(とくなが ひろの)さん

【軽音楽部】

〇全国高校生アマチュアバンド選手権 TEENS ROCK 2025 IN IBARAKI 関東地区大会

ベストキーボード賞 2年5組 藤井 心春(ふじい こはる)

ベストギター賞 2年6組 加藤 逞(かとう たくま)

審査員特別賞 バンド名:青二才(あおにさい)

2年2組 大和田 寛也(おおわだ ひろや)

2年5組 藤井 心春(ふじい こはる):代表

2年6組 加藤 逞(かとう たくま)

2年6組 本橋 梓(もとはし あずさ)

2年6組 山脇 和奏(やまわき わかな)

【英語科】

〇2025 尚志祭スピーチコンテスト

優勝 2年7組 ヴァンシィケル 真子(ヴぁんしぃける まこ)      

準優勝 2年7組 高山 千穂(たかやま ちほ)

第3位 2年8組 細谷 葉純(ほそや はすみ

〇第62回茨城県高等学校国際教育英語スピーチコンテスト

茨城県知事賞 2年8組 池田 莉子(いけだ りこ)

〇関東甲信越静地区高等学校国際教育研究協議会主催第45回高校生英語弁論大会

優秀賞 2年8組 池田 莉子(いけだ りこ)

全国大会出場

2年8組 池田 莉子(いけだ りこ)さん

【英語部】

〇第6回フラワーカップ高校生英語ディベート大会

準優勝 Takezono B

2年2組 美濃島 陽(みのしま あきら)

2年7組 内田 柚奏(うちだ ゆかな)

2年7組 高山 千穂(たかやま ちほ):代表

2年7組 前田 妃南(まえだ ひな)

2年8組 大野 豪流(おおの たける)

2年8組 平尾 奏(ひらお かなで)

第3位 Takezono A

2年4組 茂木 寿瑛斗(もぎ じゅえと)

2年5組 上野 瑠愛(うえの るあ):代表

2年8組 池田 莉子(いけだ りこ)

2年8組 細谷 葉純(ほそや はすみ)

ベストディベーター賞

2年8組 池田 莉子(いけだ りこ)

2年8組 平尾 奏(ひらお かなで)

〇高校生英語ディベート Sprinter Cup 2025

ベストディベーター賞

2年8組 大野 豪流(おおの たける)

2年8組 池田 莉子(いけだ りこ)

2年8組 細谷 葉純(ほそや はすみ)

令和7年度第1回表彰式及び壮行会

令和7年7月17日(木)表彰式及び壮行会が行われました。令和7年7月19日(土)から7月21日(月)の3日間にわたって、埼玉県川口市に於いて関東高等学校水泳競技大会が開催されます。本校から水泳部の1年7組の茂木 駿佑(もてき しゅんすけ)さんが100m背泳ぎで、1年2組小林 力(こばやし つよし)さん200m個人メドレーでそれぞれ出場します。茂木さんはスタートからの勢いで、また小林さんはそれぞれの泳法をバランスよく,お互いに持ち味を生かして楽しんで納得のいく泳ぎをしてきていただければと思っております。竹高生、教職員一同健闘をお祈りしております。

本校第六代校長 植木 元生(うえき もとお)氏が、瑞宝小綬章(高齢者叙勲)を受章いたしました

 この度、本校第六代校長 植木 元生(うえき もとお)氏が、瑞宝小綬章(高齢者叙勲)を受章いたしました。誠におめでとうございます。

46th尚志祭閉幕

令和7年5月31日(土)から6月6日(日)の2日間にわたって、茨城県立竹園高校の文化祭『尚志祭』が開催されました。竹高生の力、叡智の結集された尚志祭、沢山の方々のご来場をいただき盛大に開催されたこと本当にありがとうございました。生徒ひとり一人はもとより裏方として大いに尽力してくれた尚志祭実行委員の生徒たちの貢献は素晴らしかったと思います。この伝統を引き継ぎ来年の47t尚司祭も是非ご期待ください。