お知らせ

 7月29日(月)、JRC部3名がつくば市社会福祉協議会に車椅子を寄贈してきました。

 今年で16台目となる車椅子は、毎日学校で生まれる古紙が生まれ変わったものです。竹園高校では毎日、多くの利用済の紙が排出されます。余った配布用紙、印刷を失敗した紙、シュレッダーにかけられた紙、段ボール、そしてお菓子の箱などの雑紙。全て生徒の手によって回収し、古紙回収業者さんに販売しています。売上金を車椅子購入に充て、毎年1台ずつ寄贈してきました。今年の車椅子は昨年度の古紙回収の売上金を元に購入しました。

 つくば市社会福祉協議会では、小中学校などで行う福祉体験や、怪我などで短期間必要になった方々への車椅子貸出を行っています。この車椅子は年間を通して利用していただいているとのことでした。

 竹園高校の教室と職員室には、ごみ箱の他に古紙回収BOXが設置されています。生徒と教員は日々、不要になった紙をこの中に入れています。紙もゴミ箱に入れたらただのゴミですが、古紙回収BOXに入れたら車椅子に変身します。何気ない日常生活が、地域のお役に立てているのも、竹園高校の醍醐味ではないでしょうか。